便秘の原因を考えよう。便秘とはなにか?
私たちは普段栄養を摂取するために多くの食物を飲食します。そして、飲食したものは、食道から胃、十二指腸と進み、最終的には小腸、大腸で吸収されて、便塊となって肛門から排出されます。
通常、私たちの腸の中では、微細な腸の動きによって食べ物を少しずつ移動しながら消化し、同時に栄養素を吸収して、最終的にのこったカスが便となって排出されていきます。
しかし、なんらかの原因により、この腸に入った便塊がうまく進まなかったり、うまく消化されず便塊を形成できなかったり、といった場合、その場に留まってしまうことがあります。大きくいうと、こうした便が正常に排出されず腸内に留まってしまった状態を便秘と呼んでいます。
頑固な便秘には、乳酸菌系のサプリメントやキャンドルブッシュのようなお茶を上手に使う必要もあります。
機能性便秘と器質性便秘
具体的に便秘になる原因はさまざまであり
その特徴から大きく機能性便秘と器質性便秘に大別されます。
機能性便秘とは
『何らかの疾患によるものではない便秘』と捉える事ができます。
有名なのが、自律神経の乱れによって腸がうまく機能しなくなったもので、腸が正常に働かず力が抜けてしまった弛緩性便秘(しかんせいべんぴ)、逆に腸がしまりすぎてしまう痙攣性便秘(けいれんせいべんぴ)が有名です。
そのほか、日常的に便意があっても敢えてそれを我慢しがちな人は、本来であれば便塊が直腸にたまった際に発せられるシグナルを感じ取っても麻痺してしまい、直腸性便秘という症状に陥ることもあります。
機能性便秘は具体的な疾患が原因でなく、生活習慣や普段の振る舞い、精神状態などが深く影響してきますから、これらを改善していく治療を行うことになります。
器質性便秘とは
何らかの腸の疾患によって起こる便秘を言います。
もっとも判りやすいイメージとしては、できものができて腸に入った便塊がそれ以上進んでいかない状態が代表的なものです。
器質性便秘を引き起こす疾患としてもっとも怖いのは大腸がんをはじめとするがんです。症状としてもあまり自覚することがなく、知らない間に成長して気づいたら手遅れになっていることすらあります。
がんが腸管をふさぐことによって、便がほそくなったり、血が混じったりという症状がでることがあります。
また、腸自体がほそくなったり、炎症を起こしてしまう腸閉塞やクローン病、潰瘍性大腸炎といった疾患もこの器質性便秘に分類されます。
このほかに、腸ではなく隣接する臓器が肥大することによって通り道をふさいでしまう、子宮筋腫なども原因のひとつとして知られています。
一般的に、器質性便秘は何らかの疾患が元で起こっていますから、疾患の治療をすることで改善を見込めます。
まとめ
一口に便秘といっても、さまざまな種類があることがわかりますね。
便秘で悩んでいる方は、自分がどのタイプに分類されるのか、是非知っておきましょう!
お悩みを解消するための情報をお伝えさせて頂きます。
便秘だからと言って、すぐに薬を飲んだり、病院に行ったりはしないと思いますが、ウンチがでないと身も心も1日ちょっと重たい気分になりますよね。
実際に体重はうんちの分だけ重くなります。
- 飲み過ぎ、食べ過ぎのお父さん
- ストレスを多く抱えがちな人
- 子育てで寝不足なお母さん
- 妊婦さん
- 年配の方
などは、特に注意いただきたいです。
腸はウンチ(毒素)が長期的に滞在すると、間違って再度体内に吸収してしまいます。
毒素を吸収すれば、当然お肌、体調、気持ち、すべてが下降してしまいますね。
便秘にお悩みの皆さまが、このサイトに訪れた事は非常に幸運です!!
この記事を読んで便秘の原因追及、解消に役立ててください。
便通がよいのは、想像以上にすばらしい事ですよ!!
便秘になったら、あなたならまずどうしますか?
便秘の原因を考えますか?
- 野菜を食べますか?
- 運動しますか?
- コーラックを飲みますか?
- 水分をたくさんとりますか?
- ストレスを発散しますか?
- なにもしませんか?
普通に考えても、上記の対処方法である程度は便秘の解消につながると思います。
もちろん、何もしなくても治る場合もありますが、それでも、「便秘」を一言で片付けずに、詳しく調べて便秘の原因や解消方法について調べていきたいと思います。
このサイトの知識を知る事で、「便秘」との向き合い方が変わるきっかけになるかもしれません。
「あたなたの便秘人生を解消する事で、すばらしい毎日が送れたら」非常にうれしい事です。
便通がよいと、こんな良いことがあります。
- お肌がキレイになる!
- スタイルが良くなる!
- 冷え性が治る
- 肌に弾力がでる
- 栄養の吸収率がよくなる
- 毎日快適!
なぜ便秘は秋になりやすい?
秋だけ便秘になる、という人もいるほどですが、食欲の秋だから食べすぎただけかな?と思いがちですよね。
秋の便秘には、実はちゃんとした理由があります。
機能性便秘ということは、自律神経の乱れと言えますが、なぜ秋は自律神経が乱れるのか?
秋は朝昼、屋内外の寒暖差が生じますね。これが大きな原因です。体はこの寒暖差に対応しようとしてストレスを受けます。心がストレスを受けていると感じていなくても体が感じているのです。このストレスによって自律神経が乱れてしまうのです。
また秋は乾燥が始まります。気温の低下により湿度が下がり、腸内の水分も不足するようになると、便が固くなってきます。
この時期の冷えも追い打ちをかけ、血の巡りを悪くし腸の働きを鈍らせてしまうのです。
この悪循環を予防するには、夏気分を封印すること!
お風呂上がりの冷たい飲み物や薄着は禁物です。
温かくなくてもいいので、飲み物は常温以上の物を口にするようにこころがけましょう。
お風呂上がりから寝るまでは靴下を履いたり、レッグウォーマーをつけたり、一枚上に羽織るなど、首・手首・足首と「首」のつく箇所を冷やさないようにしてくださいね。
もちろん食欲の秋に乗っかって、敏感な胃腸に暴飲暴食は控えてください。
秋といえば『さつまいも』
さつまいもやゴボウの不溶性食物繊維で腸を刺激し、おでんに昆布やこんにゃくを入れて水溶性食物繊維で腸内細菌を活性化させましょう。
- (2013/05/25)管理人サイトを更新しました