便秘に対する考え方
便秘に対する考え方
まず、この点が重要ですよ。チェックして下さい。
- 腸内の悪玉菌は完全に排除してはいけません。
- 便は週に一回でも出しておけば大丈夫って思ってませんか?
- 便の臭いは腸内環境で変わるのです。
- 腸内環境が悪いと肥満になりやすいのは事実!
- 胃腸は昼間よりも夜間の方が活発に働きます。
A)あなたはある時便秘になりました。
3食きちんと食べているのに3,4日もお通じがありません。
あなたならまず、どうしますか?
@ 解消するまで気にせず放っておく
A 下剤を服薬し、浣腸を施して強制的に出す
B 賞味期限切れ(飲める範囲で)の牛乳を飲み、下腹部に押しながら一気に力む
C 病院で受診し、処方薬をもらう
D 繊維性の食品を摂取しながら便通に効く漢方薬やサプリを活用する
皆さんは@に同意する可能性が高いとおもいます。
しかし、
さらに便秘が究極に悪化した場合の質問です。
B)便秘が解消されず、腹痛や頭痛、嘔吐を患い、会社や学校にも行けない状態になりました。
あなたならどうしますか?
@ 市販の薬を飲んでみる。
A 下剤を飲み続け、浣腸液の量を増やして腹圧をかける
B これ以上お腹に溜め込まない手段として、解消するまで断食する
C 1ヶ月したら家族や身内に相談し、病院へ連れて行ってもらい、適切な処置を受ける
D 開腹手術や入院を覚悟で救急車を呼ぶ
Bの症状になったら、やっと薬を飲むとおもいます。
@以外は普通はしないですよね・・
『便秘になる→ 対処(処置)→解消(≠完治)
もし、楽観的に便秘とその対処のくり返しをしているならば、
慢性化してしまってるのですよね。
解消ではなく、完治を是非目指してみてください。
「便秘」は、そもそも「病気」ではありませんが、体内で毒素化したものを長期間滞留させておく事から考えても「便秘は種々の病気の元」という考え方を持っておいた方がいいでしょう。
インフルエンザの症状として、「発熱や頭痛」があります。
便秘になっても、こういった症状はおこりませんが
「便秘」も
ある病気に伴って現れる症状や要因
だと捉えても間違いではありません。